「コンクリートの家はおしゃれだけれど、夏は暑く冬は寒いのでは?」
「建築費やメンテナンス費が高く、建ててから後悔しないか不安」
このような悩みを抱えている方も多いのではないでしょうか。
コンクリートの家は、主に鉄筋とコンクリートを組み合わせた鉄筋コンクリート造(RC造)の住宅を指します。
耐震性や耐火性、遮音性、耐久性に優れ、重厚感のある外観や開放的な空間を実現できる点が魅力です。
一方、木造住宅と比べて建築費が高くなる傾向があり、工期や地盤改良費、将来のメンテナンス費も考慮する必要があります。
断熱や換気の計画が不十分な場合は、夏の暑さや冬の寒さ、結露、カビなどが後悔につながる可能性もあります。
ただし、住宅構造によって特徴が異なるため、デザインや耐震性だけで判断せず、木造住宅も含めて比較することが大切です。
この記事では、コンクリートの家のメリット・デメリット、建築費用の目安、後悔を防ぐためのポイントを解説します。
コンクリート住宅と木造住宅の違いや、それぞれに向いている人についても紹介するため、住宅構造を選ぶ際の参考にしてください。
- コンクリートの家の概要
- コンクリートの家のメリット
- コンクリートの家のデメリット
- コンクリートの家を建てる費用
- コンクリートの家で後悔しないためのポイント
- コンクリート住宅と木造住宅の違い
- コンクリートの家が向いている人・向いていない人
![]() | ![]() | ![]() | ![]() | ![]() | ![]() | ![]() | ![]() |
| グランマージュ香芝下田 ■所在地 奈良県香芝市藤山一丁目1062番他 ■アクセス 近鉄大阪線「近鉄下田」駅 徒歩約9分~10分 JR和歌山線「香芝」駅 徒歩約11分~12分 ✉️ 資料請求はこちら 🚪 来場予約はこちら | オアシス八尾志紀 ■所在地 八尾市志紀町西三丁目10番1他 ■アクセス R大和路線「志紀」駅 徒歩約9〜10分 ✉️ 資料請求はこちら 🚪 来場予約はこちら | オアシス松原阿保 ■所在地 松原市阿保4丁目324番1他 ■アクセス 近鉄南大阪線「河内松原」駅 徒歩約5分 ✉️ 資料請求はこちら 🚪 来場予約はこちら | オアシス松原三宅Part2 ■所在地 松原市三宅中二丁目72番1他 ■アクセス 近鉄南大阪線「河内松原」駅 徒歩約16〜17分 ✉️ 資料請求はこちら 🚪 来場予約はこちら | コモ・リヴィエ上野東Part3 ■所在地 豊中市上野東一丁目 ■アクセス 阪急宝塚線「豊中」駅 徒歩約16分 大阪モノレール「少路」駅 徒歩約24分 ✉️ 資料請求はこちら 🚪 来場予約はこちら | シャルール八尾緑ヶ丘Part2 ■所在地 八尾市緑ヶ丘五丁目81番他 ■アクセス 近鉄大阪線「近鉄八尾」駅 徒歩約17〜18分 ✉️ 資料請求はこちら 🚪 来場予約はこちら | コモ・リヴィエ宝塚口谷西 ■所在地 宝塚市口谷西三丁目29番 ■アクセス 阪急宝塚線「山本」駅 徒歩約18~19分 JR宝塚線「川西池田」駅 徒歩約28分 ✉️ 資料請求はこちら 🚪 来場予約はこちら | オアシス藤井寺Part2 ■所在地 藤井寺市北岡二丁目52番9他 ■アクセス 近鉄南大阪線「藤井寺」駅 徒歩約8〜9分 ✉️ 資料請求はこちら 🚪 来場予約はこちら |
注文住宅・不動産情報のコンテンツポリシー
株式会社ビーバーハウスでは、住宅の建築・リフォーム・不動産取引に関する情報を届ける住まいの専門メディアとして、ユーザーの皆様が安心して情報をもとにご判断できるよう、以下の方針を重視してコンテンツを制作しています。
- 公的機関・住宅関連業界団体・公式サイトの最新情報を参照
- 建築基準法や耐震・省エネ性能に関する専門知識・施工実績をもとに解説
- 実際の施工事例やお客様アンケートに基づくリアルな情報を掲載
また、当サイトの記事の信頼性・正確性の高い情報は以下を引用しています。
| 国土交通省 | 住宅:住まいづくりに関する情報 |
|---|---|
| 住宅金融支援機構 | 「フラット35」および住宅ローン関連情報 |
| 国民生活センター | 訪問販売によるリフォーム工事・点検商法(トラブル相談事例) |
注文住宅、リフォーム、不動産購入など、住まいに関する選択肢は費用や特徴がそれぞれ異なるため、混同を避け、それぞれの特徴や違いをわかりやすく掲載しています。
当記事を掲載している本サイトは、株式会社ビーバーハウスが運営するメディアです。
株式会社ビーバーハウスは、注文住宅の設計・施工をはじめ、リフォーム・リノベーション、不動産売買・仲介など、住まいに関する総合的なサポートを行っています。
コンクリートの家とは?
コンクリートの家とは、一般的に鉄筋コンクリート造(RC造)で建てられた住宅のことです。
RCは「Reinforced Concrete」の略で、日本語では「補強されたコンクリート」を意味します。
コンクリートは圧縮する力に強い一方、引っ張る力への抵抗には限界があります。
そこで、引っ張る力に強い鉄筋を内部に配置し、鉄筋とコンクリートが互いの特性を補う構造にしています。
なお、コンクリートの家と、コンクリート打ちっぱなしの家は同じ意味ではありません。
RC造は建物を支える構造の種類を指し、打ちっぱなしはコンクリートの表面を仕上げ材で覆わず、そのまま見せる仕上げ方法です。
RC造でも外壁にタイルや塗装を施す場合があり、木造住宅の内装にコンクリート調の壁材を採用することもあります。
住宅の耐震性や断熱性、住み心地は、構造だけで決まるものではありません。
設計方法や施工品質、地盤、断熱材、窓、換気設備などを総合的に確認する必要があります。
コンクリートの家の5つのメリット

コンクリートの家には、災害への強さや遮音性、耐久性など、木造住宅とは異なる魅力があります。
デザインの自由度を重視し、重厚感のある住まいを建てたい方にとっても有力な選択肢です。
ここでは、コンクリートの家を建てる5つのメリットを紹介します。
耐震性・耐火性が高い
鉄筋コンクリート造は、鉄筋とコンクリートを一体化させて建物を支える構造です。
適切な構造設計と施工を行うことで、地震や強風などの外力に耐える建物を計画できます。
建物に重量があるため、地盤の状態や基礎の設計も含めた耐震計画が重要です。
コンクリートは不燃材料であり、火災時に燃え広がらない点もメリットです。
建物の構造体が直接燃えることはありませんが、室内の家具や内装材が燃焼する可能性はあるため、RC造であっても防火対策が不要になるわけではありません。
耐震性・耐火性は、構造の種類だけでなく、設計基準や施工状態によっても変わります。
遮音性に優れている
コンクリートは質量が大きく、空気中を伝わる音を遮る性能に優れています。
交通量の多い道路沿いや線路の近くなど、屋外の騒音が気になる土地でも、静かな室内環境をつくれる可能性があります。
楽器の演奏や映画鑑賞を楽しみたい方、二世帯住宅で世帯間の生活音を抑えたい方にも適した構造です。
国土交通省の告示では、遮音性能を備える長屋・共同住宅の界壁の構造として、厚さ10cm以上の鉄筋コンクリート造などが示されています。
ただし、窓やドア、換気口から音が出入りする場合もあります。
高い遮音性を求める場合は、壁の厚さだけでなく、窓の性能や開口部の配置、床・天井の構造も確認しましょう。
参照元:国土交通省|遮音性能を有する長屋又は共同住宅の界壁の構造方法を定める件
耐久性が高い
鉄筋コンクリート造は、適切に施工し、定期的に維持管理を行うことで長期間使用できる構造です。
シロアリによって構造体が食害される心配が少なく、雨風や紫外線に対しても一定の耐久性があります。
建物を長く使用したい方にとって、耐久性の高さは大きな魅力といえるでしょう。
一方、コンクリートの内部に水分が入り、鉄筋が腐食すると、ひび割れやコンクリートの剥離につながる場合があります。
屋上や外壁の防水、ひび割れの補修など、RC造に合ったメンテナンスが必要です。
「コンクリートだから手入れをしなくてもよい」というわけではありません。
大空間や自由な間取りを実現できる
RC造では、構造形式や設計方法によって、広いリビングや吹き抜け、大きな開口部を設けられる場合があります。
柱と梁で建物を支えるラーメン構造を採用すると、室内の間仕切り壁に構造上の役割を持たせず、開放的な空間を計画できることがあります。
屋上や地下室、ビルトインガレージなどを取り入れた住宅も選択肢です。
ただし、すべてのコンクリート住宅で自由な間取りを実現できるわけではありません。
壁で建物を支える壁式構造では、構造上取り除けない壁が設けられることがあります。
将来の間取り変更も考えている場合は、構造形式や変更できる範囲を設計段階で確認しましょう。
モダンでデザイン性が高い
コンクリートの家は、直線を生かした外観や大きな窓、打ちっぱなしの壁など、モダンなデザインと相性がよい住宅です。
コンクリートの重厚感を生かすことで、ホテルや美術館のような落ち着いた空間を演出できます。
木材や金属、ガラスなどの異素材を組み合わせるのも一つの方法です。
一方、デザインを優先して窓を大きくしすぎると、室温や冷暖房効率に影響する場合があります。
外観だけでなく、採光や日射、断熱性、生活動線も含めて計画することが大切です。
耐震性やデザイン性を重視した住まいを検討している方は、ビーバーハウスの施工事例もご覧ください。
木造住宅で実現した間取りや外観デザインを確認できます。
コンクリートの家の5つのデメリット

コンクリートの家には多くのメリットがある一方、建築費や工期、室内環境に関する注意点もあります。
見た目や耐久性だけで決めると、入居後に想定外の負担を感じるかもしれません。
ここでは、コンクリートの家を検討する前に確認したい5つのデメリットを解説します。
建築費用が高くなりやすい
RC造は、木造住宅と比べて建築費が高くなる傾向があります。
鉄筋の組み立てや型枠の設置、コンクリートの打設など、多くの材料と工程が必要になるためです。
建物の重量に対応する基礎や地盤改良が必要になると、さらに費用が増える場合があります。
建築費を比較するときは、建物本体の価格だけで判断しないことが大切です。
設計費、構造計算費、地盤改良費、外構費、設備費、各種税金などを含めた総額を確認しましょう。
複数の住宅会社から、同じ条件で見積もりを取得する方法も有効です。
工期が長くなりやすい
RC造では、鉄筋を組み、型枠を設置してからコンクリートを流し込みます。
打設したコンクリートが必要な強度を得るまで、養生期間を設ける工程も必要です。
天候や気温によって工事の進行が影響を受ける場合もあり、木造住宅より完成までの期間が長くなる傾向があります。
工期が延びると、仮住まいの家賃や引っ越し時期にも影響します。
土地の引き渡しから入居までのスケジュールを確認し、余裕を持った計画を立てましょう。
子どもの入学や賃貸住宅の更新時期に合わせたい場合は、早い段階で住宅会社へ伝える必要があります。
夏は暑く冬は寒くなりやすい
コンクリートは熱を蓄える性質があるため、断熱対策が不十分な住宅では、外気温の影響が室内に残る場合があります。
夏に外壁が受けた熱が夜まで残ったり、冬に室内の熱が外へ移動したりすると、冷暖房の負担が増えます。
コンクリートの家が必ず暑く、または寒くなるわけではありません。
快適性を確保するには、外壁や屋根、床の断熱に加え、窓の断熱性能や日射遮蔽も重要です。
RC造では、柱や梁などを通して熱が移動する「熱橋」にも配慮する必要があります。
国土交通省のRC造共同住宅向けの外皮性能評価資料では、外皮平均熱貫流率(UA値)を算出する際に、外壁や屋根などに加え、外気に面する柱・大梁などの構造熱橋部による熱損失も算定する仕組みが示されています。
参照元:国土交通省|住宅の省エネルギー基準と外皮性能の評価方法 2026―鉄筋コンクリート造 共同住宅版
湿気や結露によってカビが発生しやすい
コンクリートの家は気密性を確保できる反面、換気が不十分だと室内に湿気がこもる場合があります。
室内と壁面の温度差が大きくなると、窓や壁の表面に結露が発生し、カビや内装材の劣化につながる可能性があります。
新築直後は、コンクリートに含まれている水分が徐々に放出される点にも注意が必要です。
湿気対策には、24時間換気設備を適切に運転し、給気口や排気口をふさがないことが大切です。
国土交通省は、シックハウス対策として24時間換気システムの設置を原則として義務付けています。
浴室や洗面室、収納内部など、湿気がたまる場所では除湿や局所換気も行いましょう。
参照元:国土交通省|住宅等における換気等に関する情報提供について
ひび割れや汚れが目立ちやすい
コンクリートは、乾燥による収縮や温度変化、建物にかかる力などによって、表面にひび割れが生じる場合があります。
細いひび割れのすべてが建物の強度に影響するわけではありませんが、幅が広がっている場合や水が入っている場合は点検が必要です。
放置すると、内部の鉄筋の腐食につながる可能性があります。
打ちっぱなし仕上げでは、雨だれや黒ずみ、カビ、排気ガスなどの汚れが外観に直接現れます。
塗装やタイルで覆う外壁とは異なり、補修跡が目立つこともあります。
撥水材や保護塗料の再施工を含め、外観を維持するための費用も資金計画に入れておきましょう。
コンクリートの家を建てる費用
コンクリートの家にかかる費用は、延床面積や階数、仕様、デザイン、地盤の状態などによって異なります。
坪単価だけで判断せず、入居までに必要な費用と、入居後の維持費を含めて検討することが重要です。
ここでは、建築費用の目安と、追加で発生する可能性がある費用を解説します。
坪単価と建築費用の目安
国税庁が公表する令和7年分用の「地域別・構造別の工事費用表」では、1㎡当たりの工事費用(全国平均)は、木造が21万7,000円、鉄筋コンクリート造が33万8,000円です。
坪単価に換算すると、木造は約71万7,000円、RC造は約111万7,000円となります。
| 構造 | 1㎡当たりの参考工事費 | 1坪当たりの参考工事費 | 30坪に換算した参考額 |
|---|---|---|---|
| 木造 | 21万7,000円 | 約71万7,000円 | 約2,150万円 |
| 鉄筋コンクリート造 | 33万8,000円 | 約111万7,000円 | 約3,350万円 |
この金額は、災害に関する所得税の取り扱いで使用される参考値であり、注文住宅の見積額を示すものではありません。
実際の建築総額には、設計費、設備費、外構費、地盤改良費、登記費用なども加わります。
希望する住宅の条件を整理し、個別に見積もりを取得してください。
参照元:国税庁|地域別・構造別の工事費用表(1㎡当たり)【令和7年分用】
地盤改良費や設計費がかかる場合がある
RC造は木造住宅より建物の重量が大きいため、地盤の強度が不足している場合は地盤改良や杭工事が必要です。
必要な工事は、土地の地質や地下水位、建物の規模によって異なります。
土地を購入する前に、周辺の地盤情報や過去の調査結果を確認しておくと、資金計画を立てる際の参考になります。
また、RC造では構造計算や型枠、配筋、設備配管などを一体的に計画しなければなりません。
複雑な形状や大きな開口部、地下室などを採用する場合は、設計費や施工費が増える可能性があります。
デザインの希望を伝える際は、費用の上限も明確にしておきましょう。
固定資産税や維持費も考慮する
住宅を所有すると、土地と建物に固定資産税が課されます。
家屋の評価額は、同じ建物を新築すると仮定した再建築費を基準に、使用している資材や設備、床面積、経過年数などを考慮して算定されます。
税額は構造だけで一律に決まるものではありません。
RC造は木造より再建築費が高くなることがあり、経過年数による評価の下がり方も異なります。
固定資産税に加え、屋上防水、外壁のひび割れ補修、設備交換、打ちっぱなし面の保護などの費用も必要です。
住宅ローンの返済だけでなく、将来の修繕に備えた積み立ても検討しましょう。
コンクリートの家で後悔しないためのポイント

コンクリートの家で快適に暮らすには、構造の強さだけでなく、断熱・換気・防水まで総合的に計画することが重要です。
建築時の費用を抑えるために必要な性能を省くと、入居後の冷暖房費や修繕費が増える可能性があります。
ここでは、後悔を防ぐために確認したい4つのポイントを紹介します。
断熱性能を高める
コンクリートの家では、壁や屋根、床を断熱材で覆い、室内外の熱の移動を抑える必要があります。
外側から建物を包む外断熱と、室内側に断熱材を施工する内断熱があり、それぞれ施工方法や費用が異なります。
一方がすべての住宅に適しているわけではないため、敷地や設計に合う方法を選びましょう。
窓は壁より熱が出入りする割合が大きいため、ガラスやサッシの性能も重要です。
複層ガラスやLow-Eガラス、樹脂サッシなどを検討し、夏の日射を遮る庇やシェードも組み合わせます。
断熱性能を示すUA値や窓の仕様について、住宅会社に確認してください。
換気や除湿で湿気対策を行う
結露やカビを防ぐには、室内で発生した湿気を外へ排出する必要があります。
24時間換気設備は、常時運転することを前提に設計されています。
電気代を抑えるために停止すると、室内の空気が入れ替わらず、湿気や汚染物質が滞留する可能性があります。
換気設備を設置するだけでなく、空気が住宅全体を移動する経路を確保することも大切です。
給気口やフィルターを定期的に清掃し、家具でふさがないようにしましょう。
浴室の使用後や室内干しをするときは、換気扇や除湿機を併用すると湿度を管理できます。
防水やひび割れを定期的に点検する
コンクリートの劣化を抑えるには、水分を内部へ侵入させないことが重要です。
屋上やバルコニー、外壁、窓まわりなどは雨水が入り込む可能性があるため、定期的に状態を確認しましょう。
防水層の膨れや剥がれ、排水口の詰まりも点検項目です。
ひび割れを見つけた場合は、幅や長さ、発生場所、変化の有無を確認します。
自己判断で表面だけを埋めると、内部の状態を確認できなくなることがあります。
水が染みている場合やひび割れが広がっている場合は、施工会社や専門業者へ相談してください。
RC造の施工実績が豊富な会社を選ぶ
RC造は、配筋、型枠、コンクリート打設、養生、断熱、防水など、多くの工程を適切に管理する必要があります。
施工会社を選ぶ際は、価格だけでなく、RC造の施工件数や類似する住宅の実績を確認しましょう。
完成後には見えなくなる部分の検査体制も重要です。
候補となる会社には、構造計算の方法、断熱仕様、防水方法、換気計画、保証内容を質問します。
打ちっぱなしを希望する場合は、仕上がりや経年変化を施工事例で確認してください。
完成直後の写真だけでなく、築年数が経過した建物を見せてもらう方法もあります。
コンクリート住宅と木造住宅の違い
コンクリート住宅と木造住宅には、それぞれ異なる特徴があります。
どちらかがすべての項目で優れているわけではありません。
建築費や工期、性能、暮らし方などを比較し、優先したい条件に合う構造を選びましょう。
| 比較項目 | コンクリート住宅 | 木造住宅 |
|---|---|---|
| 建築費用 | 材料・工程が多く、高額になる傾向がある | RC造より抑えられる傾向がある |
| 工期 | コンクリートの養生期間などが必要 | RC造より短い傾向がある |
| 耐震性・耐火性 | 重量があり、不燃材料を使用する | 工法や耐震等級、防火仕様によって性能が異なる |
| 遮音性 | コンクリートの質量によって音を遮る | 窓・壁・床などの防音設計が重要 |
| 断熱性 | 断熱材と熱橋対策が重要 | 木材は熱を伝えにくいが、施工品質が重要 |
| 法定耐用年数 | 住宅用は47年 | 住宅用は22年 |
| 資産価値 | 立地・状態・需要によって異なる | 立地・状態・需要によって異なる |
建築費用と工期
建築費用と工期を重視する場合は、木造住宅が選択肢に入りやすいでしょう。
木造住宅は、部材を工場で加工して現場で組み立てる方法も多く、RC造より工程を抑えられる傾向があります。
建物が比較的軽いため、基礎や地盤への負担もRC造より小さくなる場合があります。
RC造は、鉄筋や型枠の施工、コンクリートの打設と養生などが必要です。
設計の自由度や耐久性を求められる一方、建築費と入居までの期間を十分に確保しなければなりません。
予算だけでなく、仮住まいの費用や住宅ローンの支払い開始時期も比較しましょう。
耐震性・耐火性
RC造は、鉄筋とコンクリートを組み合わせた強固な構造であり、コンクリート自体が燃えない点が特徴です。
ただし、建物の重量が大きいため、地盤や基礎を含めた設計が欠かせません。
設計や施工に不備があれば、RC造であっても十分な性能を発揮できない可能性があります。
木造住宅も、現行の耐震基準に適合するよう設計されます。
耐震等級や工法、耐力壁の配置、接合金物などによって、さらに耐震性能を高めることも可能です。
耐火性についても、石こうボードや防火構造、ファイヤーストップなどの仕様によって延焼を抑えられます。
遮音性
遮音性を最も重視する場合は、コンクリート住宅が有利になる傾向があります。
コンクリートの壁や床は質量が大きく、屋外の騒音や室内から発生する音を遮ります。
幹線道路沿いや楽器を演奏する家庭では、RC造の特性を生かせるでしょう。
ただし、RC造でも窓を開ければ音は出入りし、軽量な間仕切り壁では隣室の音が伝わることがあります。
木造住宅でも、防音サッシや複層ガラス、吸音材、遮音シート、二重天井などを組み合わせることで、生活音を軽減できます。
必要な防音レベルに合わせて、建物全体を計画することが重要です。
断熱性と住み心地
木材はコンクリートと比べて熱を伝えにくい素材です。
ただし、木造であれば自動的に暖かくなるわけではありません。
断熱材の種類や厚さ、気密性、窓の性能、施工精度によって、室温や冷暖房費は変わります。
RC造でも、断熱材を適切に施工し、窓や熱橋の対策を行えば、年間を通して快適な住環境をつくれます。
コンクリートは熱を蓄えるため、室温が安定したあとに変化が緩やかになる性質もあります。
構造名だけで判断せず、UA値や気密測定の有無、換気・空調計画を比較してください。
耐用年数と資産価値
国税庁が定める住宅用建物の法定耐用年数は、木造が22年、鉄筋コンクリート造が47年です。
法定耐用年数は税務上の減価償却期間を示すものであり、建物が使用できる年数を示すものではありません。
木造住宅もRC造も、点検と修繕を継続することで法定耐用年数を超えて使用できます。
また、法定耐用年数が長いからといって、RC造の売却価格が必ず高くなるわけではありません。
中古住宅の資産価値は、立地、築年数、間取り、管理状態、修繕履歴、地域の需要などによって決まります。
将来の売却も考える場合は、構造に加えて土地の利便性や維持管理のしやすさも確認しましょう。
コンクリートの家と木造住宅はどちらが向いている?
コンクリートの家と木造住宅のどちらを選ぶべきかは、予算や土地の条件、希望する性能によって異なります。
構造の長所だけを見るのではなく、自分たちが暮らしのなかで重視することを整理しましょう。
それぞれに向いている人の特徴を紹介します。
コンクリートの家が向いている人
コンクリートの家は、建築費や工期よりも、耐久性や遮音性、重厚感のあるデザインを重視する方に向いています。
都市部の狭い土地で3階建てやビルトインガレージを計画したい場合や、防火地域などで住宅を建てる場合にも検討される構造です。
コンクリートの家が向いている人の例は、次のとおりです。
✅ 耐震性や耐火性を重視する人
✅ 屋外や室内の音を抑えたい人
✅ 打ちっぱなしなどのモダンなデザインを好む人
✅ 屋上、地下室、ビルトインガレージを検討している人
✅ 建築費や維持費を含めて十分な予算を確保できる人。
木造住宅が向いている人
木造住宅は、建築費を抑えながら、断熱性や間取り、デザインのバランスを整えたい方に向いています。
住宅会社や工法の選択肢が多く、都市部の限られた土地でも、家族構成に合わせた住宅を検討できます。
将来のリフォームや間取り変更を考えている方にも適しています。
木造住宅が向いている人の例は、次のとおりです。
✅ 建築費と住宅性能のバランスを重視する人
✅ 入居までの期間をできるだけ短くしたい人
✅ 断熱性や冷暖房効率を重視する人
✅ 木の質感や温かみのある内装を好む人
✅ 将来のリフォームや増改築も考えている人
住宅の構造や性能は、数字だけでなく、実際の広さや住み心地を確認することも大切です。
モデルハウスでは、間取りや生活動線、設備の使い勝手を体感しながら、住宅のプロに相談できます。

コンクリート住宅にも引けを取らないビーバーハウスの木造住宅
コンクリート住宅に魅力を感じている方のなかには、耐震性や耐久性、デザイン性を重視している方も多いでしょう。
これらの条件は、構造や仕様を工夫することで木造住宅でも追求できます。
ビーバーハウスでは、地盤や基礎から建物の構造、断熱性まで考えた木造住宅をご提案しています。
ツーバイフォー構造とベタ基礎工法による丈夫な家
ビーバーハウスでは、着工前に地盤調査を行い、必要に応じて地盤改良や柱状改良杭などの工事を実施しています。
基礎には、建物の荷重を面で支えるベタ基礎を採用しています。
基礎と土台の間には基礎パッキンを設置し、床下の通気性も確保しています。
建物には、床・壁・天井の面で外力を受け止めるツーバイフォー工法を採用しています。
地震や強風による力を建物全体へ分散する構造であり、耐震性や耐風性を考えた住まいづくりが可能です。
石こうボードや壁内部の構造によって、耐火性や遮音性にも配慮しています。
快適性とデザイン性に優れた住宅
ビーバーハウスのツーバイフォー住宅は、木材と断熱材を組み合わせて室内外の熱の移動を抑えています。
壁の断熱材には吸音効果もあり、上下階の音については天井と床を切り離す構造を採用しています。
耐震性だけでなく、断熱性や遮音性も含めた居住性能を追求しています。
木造住宅でも、吹き抜けや勾配天井、下がり天井、ホテルライクな内装など、多様なデザインを取り入れられます。
ビーバーハウスのモデルハウスでは、和モダンや北欧ナチュラル、カフェ風など、さまざまなデザインの住宅を確認できます。
ビーバーハウスでは、耐久性や快適性、デザイン性に配慮した木造住宅をご提案しています。
コンクリート住宅と木造住宅で迷っている方も、モデルハウス見学や家づくり相談をご利用ください。
![]() | ![]() | ![]() | ![]() | ![]() | ![]() | ![]() | ![]() |
| グランマージュ香芝下田 ■所在地 奈良県香芝市藤山一丁目1062番他 ■アクセス 近鉄大阪線「近鉄下田」駅 徒歩約9分~10分 JR和歌山線「香芝」駅 徒歩約11分~12分 ✉️ 資料請求はこちら 🚪 来場予約はこちら | オアシス八尾志紀 ■所在地 八尾市志紀町西三丁目10番1他 ■アクセス R大和路線「志紀」駅 徒歩約9〜10分 ✉️ 資料請求はこちら 🚪 来場予約はこちら | オアシス松原阿保 ■所在地 松原市阿保4丁目324番1他 ■アクセス 近鉄南大阪線「河内松原」駅 徒歩約5分 ✉️ 資料請求はこちら 🚪 来場予約はこちら | オアシス松原三宅Part2 ■所在地 松原市三宅中二丁目72番1他 ■アクセス 近鉄南大阪線「河内松原」駅 徒歩約16〜17分 ✉️ 資料請求はこちら 🚪 来場予約はこちら | コモ・リヴィエ上野東Part3 ■所在地 豊中市上野東一丁目 ■アクセス 阪急宝塚線「豊中」駅 徒歩約16分 大阪モノレール「少路」駅 徒歩約24分 ✉️ 資料請求はこちら 🚪 来場予約はこちら | シャルール八尾緑ヶ丘Part2 ■所在地 八尾市緑ヶ丘五丁目81番他 ■アクセス 近鉄大阪線「近鉄八尾」駅 徒歩約17〜18分 ✉️ 資料請求はこちら 🚪 来場予約はこちら | コモ・リヴィエ宝塚口谷西 ■所在地 宝塚市口谷西三丁目29番 ■アクセス 阪急宝塚線「山本」駅 徒歩約18~19分 JR宝塚線「川西池田」駅 徒歩約28分 ✉️ 資料請求はこちら 🚪 来場予約はこちら | オアシス藤井寺Part2 ■所在地 藤井寺市北岡二丁目52番9他 ■アクセス 近鉄南大阪線「藤井寺」駅 徒歩約8〜9分 ✉️ 資料請求はこちら 🚪 来場予約はこちら |
最短1分でお手続完了!
注文・建売住宅に関する相談や
資料請求はこちらから
まとめ
コンクリートの家は、耐震性・耐火性・遮音性・耐久性に優れ、重厚感のあるデザインや開放的な空間を実現できる住宅です。
一方、木造住宅と比べて建築費が高く、工期も長くなる傾向があります。
断熱や換気の計画が不十分な場合は、暑さや寒さ、結露、カビなどが後悔につながる可能性もあります。
コンクリートの家を検討する際は、建築費だけでなく、地盤改良費、固定資産税、防水やひび割れ補修などの維持費も確認しましょう。
断熱性能や換気計画、防水方法について、RC造の施工経験が豊富な会社へ相談することも大切です。
一方で、木造住宅でも、ツーバイフォー工法やベタ基礎、断熱材などを組み合わせることで、耐震性や快適性、デザイン性を備えた住まいを実現できます。
家族構成や予算、土地の条件、将来の暮らしを踏まえ、コンクリート住宅と木造住宅のどちらが自分たちに合うか比較しましょう。
創業55年以上の実績。地域に根ざした安心の家づくりをご提案
家づくりの疑問や不安を解消するには、その地域の気候や住環境を熟知した専門家の視点が欠かせません。ビーバーハウスは、八尾市、大阪市、柏原市、藤井寺市、松原市、香芝市などを中心に、長年培った施工実績とノウハウを持つ地域密着の住宅会社です。基礎知識のご相談から具体的な資金・設計プランまで、住まいに関することならビーバーハウスへお気軽にお問い合わせください。










