「吹き抜けのあるリビングに憧れるけれど、冬の寒さや夏の暑さは大丈夫?」
「おしゃれで開放的な空間にしたいけれど、住んでから後悔しない?」
そんな疑問や不安を抱えている方も多いのではないでしょうか。
吹き抜けリビングとは、リビングの天井と上階の床の一部を設けず、上下階を縦につなげた空間です。
天井の高さによる開放感や、高い位置の窓から自然光を取り込める点に魅力があります。
一方で、冷暖房が効きにくくなる場合があることや、生活音・料理のにおいが2階に伝わりやすいことなど、取り入れる前に知っておきたいデメリットもあります。
寒さ・暑さへの対策に加え、2階の部屋数や収納、高い窓・照明の手入れ方法、建築費や維持費まで確認することが大切です。
実例を参考にしながら、家族の暮らし方や将来の変化に合う広さ・位置を検討しましょう。
この記事では、吹き抜けリビングの基本と4つのメリット・5つのデメリット、ビーバーハウスの実例、後悔しないための6つのポイントを解説します。
おしゃれな間取りのアイデアに加え、吹き抜けの広さや費用に関する疑問にも答えるため、家族に合う住まいを選ぶ際の参考にしてください。
- 吹き抜けリビングの特徴
- 吹き抜けリビングのメリット
- ビーバーハウスの吹き抜けリビングの実例
- 吹き抜けリビングのデメリット
- 吹き抜けリビングで後悔しないためのポイント
- おしゃれな空間をつくる間取りのアイデア
吹き抜けリビングとは?
吹き抜けリビングは、上下階にまたがる高さを生かして、縦方向に広がりを持たせたリビングです。
2階建ての住宅では、1階のリビングの上に2階の床を設けない部分をつくり、通常の居室より高い天井を確保します。
リビング全体を吹き抜けにする方法だけでなく、ソファの上や窓際など、一部分に取り入れる方法もあります。
なお、吹き抜けとリビング階段は別のもので、吹き抜けがあっても階段を玄関ホールや廊下に設ける間取りは可能です。
図面では1階の吹き抜けの位置と、2階で床のない範囲を見比べると、部屋や収納との関係を把握しやすくなります。
吹き抜けのリビングのある住まいを検討している方は、ビーバーハウスの物件情報やモデルハウスを参考に、ご希望の広さや間取りをご相談ください。
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吹き抜けリビングの4つのメリット

吹き抜けリビングの魅力は、見た目の開放感だけでなく、光や風、家族の気配を取り込めることです。
ただし、明るさや風通しは窓の配置や周辺環境によって変わります。
ここでは、暮らしの中で感じられる4つのメリットを紹介します。
天井が高く、リビングを広く感じられる
吹き抜けを設けると視線が上に抜けるため、同じ床面積でもリビングを広く感じやすくなります。
ソファに座ったときに天井が迫る感覚を抑えられ、家族が集まる場所にゆとりのある印象を与えられるでしょう。
床面積を大きく増やしにくい敷地でも、高さを活用することで空間の広がりを演出できます。
例えば、家族が長く過ごすソファの上だけを吹き抜けにすると、リビングの一角を開放的なくつろぎの場所にできます。
ただし、家具を置ける面積や通路の幅が増えるわけではないため、広く感じることと使いやすさは分けて考えましょう。
物件見学では立った状態だけでなく、椅子やソファに座った目線でも空間を確かめることがおすすめです。
高い位置の窓から自然光を取り込める
吹き抜けの高い位置に窓を設けると、低い位置の窓だけでは届きにくい自然光をリビングに取り込めます。
隣家との距離が近く、1階の窓の前が建物に遮られやすい敷地でも、上部に光を受けられる場所があれば採光の選択肢が広がります。
例えば、道路側の窓のカーテンを開けにくい住宅でも、高窓を組み合わせて明るさとプライバシーを両立できる場合があります。
一方、高窓を設ければどの場所でも十分に明るくなるわけではありません。
窓の方位・大きさ・高さに加え、隣家の高さや季節による光の入り方まで確認することが大切です。
見学時は照明がついた状態だけで判断せず、自然光がどこまで届くかを確認すると、入居後のイメージを持ちやすくなります。
窓の配置次第で風通しを良くできる
低い位置と高い位置に開閉できる窓を設けると、風や温度差を利用して空気の通り道をつくれます。
暖まった空気が上へ移動する性質を利用し、低い窓から取り入れた空気を高窓から外へ逃がす方法です。
外の気温や湿度が心地よい時期には、窓を開けて室内の空気を入れ替えやすくなります。
ただし、開閉できないFIX窓では、その窓を通じて換気はできません。
窓の種類に加え、風向きや間仕切りの位置、高窓を手元で操作できるかまで確認しましょう。
暑さや湿気が厳しい日は無理に窓を開けず、24時間換気を継続しながら、外気の状態に応じて窓の開閉や冷暖房を調整しましょう。
参考:国土交通省|省エネ性能に優れた断熱性の高い住宅の設計ガイド
上下階にいる家族の気配を感じられる
吹き抜けで上下階がつながると、家族が別々の場所にいても声や気配を感じやすくなります。
1階で食事の準備をしながら2階の家族に声をかけるなど、階段を上り下りせずに会話できる場面が増えるでしょう。
吹き抜けに面した2階ホールを読書スペースにすれば、同じ部屋に集まらなくても、家族とのつながりを感じながら過ごせます。
子どもが成長して自分の部屋で過ごす時間が増えたときも、上下階を完全に切り離さない間取りは交流のきっかけになります。
一方、声が届きやすいことは生活音が伝わりやすいことでもあるため、家族の就寝時間や在宅勤務の有無も踏まえて検討しましょう。
ビーバーハウスの吹き抜けリビングの実例を紹介
吹き抜けのある暮らしを具体的にイメージするには、実際の住まいを見ることが役立ちます。
同じ吹き抜けでも、生活動線や階段との組み合わせによって空間の使い方は変わります。
ここでは、ビーバーハウスの公式サイトに掲載されている2つの実例を紹介します。
1階中心の暮らしと開放感を両立した半平屋の住まい

奈良県香芝市の半平屋の住まいは、1階を中心とした生活動線と、吹き抜けLDKの開放感を組み合わせた実例です。
主寝室を1階に設け、日常の身支度や家事をワンフロアで進めやすい間取りを採用しています。
リビングは南向きの窓から光を取り込む設計で、木目とグレーを基調とした内装が、明るさの中に落ち着きを添えています。
2階にはロフトがあり、吹き抜けを見下ろせる廊下によって上下階の空間がつながっています。
家事や生活のしやすさを重視しながら、家族が集まる場所には広がりを持たせたい方に参考になる住まいです。
スケルトン階段と吹き抜けで上下階がつながる住まい

リブランズ柏原法善寺の「リビング階段が家族を結ぶ家」は、スケルトン階段と吹き抜けを組み合わせた実例です。
階段の段と段の間に視線が抜けることで、リビングの中でも階段の圧迫感を抑えています。
2階の子ども部屋には1階のリビングへ向いた窓があり、上下階で声をかけ合えるつくりです。
階段下には物を飾る収納スペースも設けられ、空間の広がりと日常の楽しみを両立しています。
階段を移動のための設備としてだけでなく、リビングのデザインや家族の交流に生かしたい方に参考になる実例です。
※掲載当時のモデルハウスを紹介しています。現在見学できる物件については、ビーバーハウスへお問い合わせください。
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吹き抜けリビングの5つのデメリット

吹き抜けのある住まいを選ぶ際は、開放感と引き換えに生じる生活上の変化も押さえておきましょう。
不便の感じ方は住宅性能や間取り、家族の暮らし方によって異なります。
ここでは、入居後の後悔につながりやすい5つのデメリットを解説します。
冷暖房が効きにくくなる場合がある
吹き抜けで空間の容積が増えると、空調計画によっては冷暖房が効きにくく感じる場合があります。
冬は暖かい空気が上にたまり、リビングの足元が寒く感じられることがあります。
夏は高い窓から入る日差しの影響を受け、室温が上がりやすくなることもあるでしょう。
そのため、一般的な天井高の部屋と同じ感覚でエアコンを選ぶと、必要な能力や風の届き方が合わない可能性があります。
ただし、吹き抜けがあるだけで必ず寒い家・暑い家になるわけではありません。
断熱・気密性能や窓の仕様、空調の範囲、日射対策を合わせて確認すると、必要な対策を検討しやすくなります。
生活音や料理のにおいが2階に伝わりやすい
上下階が開放された吹き抜けでは、テレビの音や会話、料理のにおいが2階へ伝わりやすくなります。
例えば、1階でテレビを見ている時間に2階で子どもが眠る家庭では、音の大きさに気を使う場面が出てくるでしょう。
在宅勤務や受験勉強など、静かな環境を必要とする時間が長い場合も、家族の生活音が気になることがあります。
また、キッチンと吹き抜けが近いと、調理中のにおいが上階へ広がる場合があります。
こうした影響を抑えるには、寝室や仕事部屋の位置、扉の有無、キッチンの換気計画を検討することが大切です。
見学時には1階で話した声が2階でどの程度聞こえるか、家族で場所を分けて確かめてみましょう。
2階の部屋や収納に使える面積が少なくなる
同じ建物の大きさで比較すると、吹き抜けを設ける分だけ、2階の部屋や収納に使える床面積は少なくなります。
リビングの開放感を優先した結果、子ども部屋や家族共用の収納が希望より小さくなることもあります。
特に、子どもが小さい時期は1階中心で暮らせても、成長後には個室や学用品の収納が必要になる点に注意が必要です。
例えば、2階に寝室・子ども部屋・仕事部屋をそろえたい場合、吹き抜けの範囲を先に決めると調整が難しくなるでしょう。
必要な部屋数と収納量を整理したうえで、残せる床面積と吹き抜けの広さを比較することが大切です。
「将来、吹き抜けをふさいで部屋にすればよい」と考える場合も、構造や窓、設備の条件が関わるため、実現できるかを事前に相談しましょう。
高い窓や照明の掃除・交換に手間がかかる
高い位置にある窓や照明は手が届きにくく、掃除や交換に専門業者の作業が必要になる場合があります。
窓ガラスだけでなく、窓枠やシーリングファンの羽根にもほこりがたまるため、日常の手入れを考えておく必要があります。
照明が切れた際、設置場所によっては足場などが必要になり、器具代以外の費用がかかることもあります。
長寿命のLED照明でも、器具や電源部分を含めて将来の交換が不要になるわけではありません。
設備を選ぶときはデザインや性能に加え、誰が・どこから・どのように手入れするかまで確認しましょう。
無理に脚立を使って作業することを前提にせず、安全に清掃・交換できる方法を住宅会社に相談することが大切です。
窓からの日差しや隣家からの視線が気になることがある
高窓から入る日差しがまぶしく感じられたり、隣家の2階から室内が見えたりする場合があります。
窓の位置によっては、ソファでくつろぐ時間に強い光が差し込んだり、テレビの画面に光が映り込んだりすることもあるでしょう。
また、道路からは見えにくい高窓でも、隣家の窓やバルコニーと高さが重なると視線が気になる可能性があります。
入居後にカーテンを付けようとしても、高所での取り付けや電源工事に手間がかかることがあります。
室内からの景色だけでなく、隣家の窓の位置、日差しの入り方、夜に照明をつけたときの見え方も確認しましょう。
窓の高さ・ガラスの種類・日よけを合わせて考えると、明るさと落ち着いて過ごせる環境を両立しやすくなります。
吹き抜けリビングで後悔しないための6つのポイント

吹き抜けリビングで後悔しないためには、デメリットを知ったうえで、設計や物件選びの段階で対策を確認することが大切です。
注文住宅では設計に反映し、建売・分譲住宅では採用されている仕様や間取りを確認しましょう。
ここでは、家族の暮らしに合う住まいを判断するための6つのポイントを紹介します。
吹き抜けの広さ・位置と、部屋数・収納のバランスを考える
吹き抜けの広さは、必要な部屋数や収納を確保したうえで、どこに開放感が欲しいかを考えて決めましょう。
まずは家族それぞれの寝室、仕事や学習の場所、衣類や季節用品の収納など、住まいに必要な空間を書き出します。
そのうえで、1階と2階の図面を見比べ、吹き抜けを設けることで何を確保でき、どの部分が小さくなるかを確認します。
例えば、リビング全体ではなく窓際だけを吹き抜けにすれば、光を取り込みながら2階の床面積を残す方法を検討できます。
| 確認する項目 | 図面で見ておきたいこと |
|---|---|
| 部屋数 | 子どもの成長後も必要な個室や仕事部屋を確保できるか |
| 収納 | 各個室の収納に加え、家族共用の物を置く場所があるか |
| 家具・動線 | ソファやテレビ、通路と吹き抜けの位置が合っているか |
| 将来の暮らし | 寝室の使い方や家族構成の変化に対応できるか |
すでに完成した住宅では、「吹き抜けを小さくすればよい」と後から簡単に変更できるとは限らないため、今の間取りで暮らしが成り立つかを判断しましょう。
断熱・気密性能と空調計画を合わせて確認する
吹き抜けの快適さは、断熱・気密性能と、その空間に合う空調計画を合わせて確認することが大切です。
断熱材だけでなく窓のガラスやサッシの仕様も確認し、夏の日差しと冬の熱の逃げやすさを考えましょう。
エアコンはリビングの床面積だけで選ばず、吹き抜けやつながる2階ホールを含め、どこまで冷暖房する計画かを住宅会社に確認します。
・断熱等性能等級や窓の仕様を、仕様書などで確認できるか
・気密測定の実施有無と、測定している場合の結果を確認できるか
・エアコンの能力・位置・風向きは、吹き抜けを含む空間に合っているか
・フィルター清掃や機器交換をしやすい位置に設置されているか
シーリングファンやサーキュレーターは、空気を循環させて上下の温度むらを和らげる補助として使えます。
ただし、ファン自体が冷暖房をするわけではなく、断熱や日射対策の代わりにはなりません。
床暖房や全館空調を検討する場合も、必須の設備と考えるのではなく、初期費用・使い方・維持費を比較して選びましょう。
窓の日射対策とカーテンの操作方法を確認する
高窓の日射対策は、方位やガラスの仕様と、日よけ・カーテンの操作方法をセットで考えましょう。
夏の日差しを抑えるには、軒や庇、外付けの日よけなどで、室内に入る前に日射を遮る方法があります。
ただし、効果は窓の向きや太陽の高さによって変わるため、冬に取り込みたい日差しとのバランスも考える必要があります。
室内側のカーテンやブラインドは、まぶしさや視線の調整に役立ちますが、高窓では開閉しやすさまで確認しましょう。
電動式を採用する場合は、電源の位置、操作方法、故障時の対応や交換のしやすさも確認しておくと安心です。
子どもがいる家庭では操作コードに手が届かない仕様や位置を選び、日常的に安全に使える計画にしましょう。
参考:国土交通省公開|省エネ性能に優れた断熱性の高い住宅の設計ガイド
寝室やキッチンの配置を工夫し、音・においに配慮する
音やにおいへの配慮は、吹き抜けと寝室・仕事部屋・キッチンの位置関係から考えましょう。
静けさを重視する部屋は吹き抜けから距離を取ったり、間に廊下や収納を設けたりすると、音が直接届く経路を減らせます。
扉を設ける方法もありますが、扉や壁の仕様によって音の伝わり方は変わるため、設置するだけで十分な防音になるとは限りません。
キッチンでは、調理場所と吹き抜けの距離に加え、レンジフードの位置や性能、給気経路まで確認することが大切です。
換気扇の風量を大きくすれば解決するとは限らないため、調理中のにおいをどのように排出する計画か説明を受けましょう。
家族の就寝時間が違う、夜に調理することが多いなど、実際の生活時間を伝えると、自分たちに合う対策を相談しやすくなります。
窓・照明・設備の掃除や交換ができるように計画する
高い窓や照明、シーリングファンは、設置前に掃除と交換の方法を決めておきましょう。
見た目がすっきりする設備でも、手が届かなければ清掃の依頼費用や作業の手配が必要になることがあります。
| 設備 | 確認するポイント |
|---|---|
| 高窓 | 室内側・屋外側をそれぞれどう清掃するか、業者への依頼が必要か |
| 照明 | 電球交換式か器具ごと交換するタイプか、作業時に足場が必要か |
| シーリングファン | 羽根の清掃、点検・交換時に安全に近づけるか |
| 電動カーテン・ブラインド | 本体やモーターを交換できるか、修理をどこへ依頼するか |
例えば、手入れしやすい高さの壁付け照明を組み合わせる方法や、対応する照明に昇降装置を設ける方法が考えられます。
LED照明も部品の劣化や故障は起こるため、交換頻度の少なさと、交換作業のしやすさは分けて確認することが大切です。
建売・分譲住宅を見学するときも、設備の説明だけでなく、実際の手入れ方法と相談先を聞いておきましょう。
参考:Panasonic|LED照明器具の寿命に関するFAQ
構造の安全性と転落・落下への対策を確認する
吹き抜けを設ける場合は、建物の構造と、上下階をつなぐ開口部の安全対策を確認しましょう。
床の一部がなくなるため、吹き抜けの大きさや位置、壁・梁などの配置を踏まえて、建物全体の耐震性を確保する設計が必要です。
吹き抜けがあるという理由だけで地震に弱いと決まるわけではなく、その住宅でどのように構造の安全性を確認しているか説明を受けることが大切です。
あわせて、2階ホールや階段では手すりの高さ・隙間・よじ登りにくい形状を確認しましょう。
手すりの近くに椅子や収納家具などの足場になる物を置かず、物を落としやすい棚を開口部に面して設けないことも対策になります。
小さな子どもがいる場合は、成長による行動の変化も踏まえ、窓や階段の使い方まで含めて相談しましょう。
吹き抜けの広さや寒さ・暑さへの対策、部屋数・収納との両立で迷ったら、ビーバーハウスへお気軽にご相談ください。
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おしゃれな吹き抜けリビングをつくる3つの間取りアイデア
吹き抜けのデザインは、広さだけでなく、周囲の天井や階段、2階ホールとのつながりでも変わります。
家族がどこで過ごし、何をしたいかを考えると、見た目と使いやすさを両立しやすくなります。
ここでは、おしゃれな空間づくりに役立つ3つの間取りアイデアを紹介します。
| 間取りのアイデア | 生かせる特徴 | 合わせて確認したいこと |
|---|---|---|
| リビングの一部を吹き抜けにする | 天井の高さの違いで空間に変化をつけられる | 家具の位置と2階に残す部屋・収納 |
| スケルトン階段と組み合わせる | 視線が抜け、階段もインテリアの一部になる | 手すりの安全性と通路の確保 |
| 2階ホールに読書・学習スペースをつくる | 上下階で家族の気配を感じながら過ごせる | 音の伝わり方と机・本棚の配置 |
リビングの一部を吹き抜けにして空間にメリハリをつける
リビングの一部分だけを吹き抜けにすると、天井の高さに差が生まれ、空間にメリハリをつけられます。
例えば、ソファの上は高い天井で開放的にし、隣り合うダイニングは通常の天井高にすると、壁で区切らずに場所ごとの雰囲気を変えられます。
吹き抜けの範囲を絞ることで、2階の個室や収納を残しやすくなる点も魅力です。
色や素材を増やしすぎず、床・壁・天井のつながりを意識すると、上下に広がる空間にも統一感が出ます。
昼間の自然光と夜の照明では印象が変わるため、高い天井を照らす光と、手元を照らす光の両方を考えましょう。
図面だけでなく室内の立体的なイメージを見ながら、ソファやテーブルの位置との相性を確かめると検討しやすくなります。
スケルトン階段と組み合わせて視線が抜ける間取りにする
スケルトン階段と吹き抜けを組み合わせると、上下方向だけでなく階段越しにも視線が抜け、開放的な空間をつくれます。
踏み板や手すりの色・素材をリビングの内装とそろえると、階段をインテリアの一部として見せられます。
階段下に植物や飾り棚を置けば、上下階の移動に使う場所にも楽しみを加えられるでしょう。
ただし、階段の近くには人が行き来するため、ソファや収納を置く際は通路を狭めないことが大切です。
段の隙間や手すりの形状、階段下への物の落下にも配慮し、家族の年齢に合った安全性を確認しましょう。
リビング階段の使い勝手や注意点は、「リビング階段で後悔する7つの理由とは?」でも詳しく解説しています。
2階ホールに読書や学習に使えるスペースを設ける
吹き抜けに面した2階ホールに机や本棚を設けると、廊下の一部を家族共用の居場所として活用できます。
1階の様子を感じながら読書をしたり、子どもが学習したりと、個室とは違う過ごし方ができるでしょう。
家族が同じ時間に別々のことをしたいときも、ほどよい距離を保ちながらつながれる空間になります。
机を設ける場合は、通路の幅に加え、照明・コンセント・本や文房具の収納場所を考えておくことが大切です。
ただし、静けさが必要な勉強やオンライン会議には、1階の音が気になる場合があります。
また、机や椅子が手すりを乗り越える足場にならないよう、家具は開口部から離して配置しましょう。
吹き抜けリビングに関するよくある質問
吹き抜けリビングを具体的に検討すると、どのくらいの広さが必要なのか、費用はどの程度変わるのかが気になるものです。
ここでは、広さの目安と建築費・光熱費について、判断のポイントを解説します。
リビングの吹き抜けは何畳くらいが目安?
3〜6畳程度を検討の目安として紹介する住宅会社もありますが、吹き抜けに一律の適正な広さはありません。
必要な開放感や採光、リビングの形、2階の部屋数によって、家族に合う広さは変わります。
なお、吹き抜けの畳数は、リビング全体の広さではなく、上階の床を設けない部分の平面的な広さを指します。
同じ畳数でも、窓際に細長く設ける場合と、ソファの上にまとまった広さを設ける場合では、光の入り方や空間の見え方が異なります。
畳数だけで決めず、吹き抜けの位置・形・高さ・窓の配置を合わせて比較することが大切です。
注文住宅なら広さの異なるプランを、建売・分譲住宅なら2階の間取りも含めた実物を見比べ、自分たちの優先順位に合うか判断しましょう。
吹き抜けを設けると建築費や光熱費は高くなる?
吹き抜けの建築費や光熱費は、広さ・設備・住宅性能によって変わるため、必ず高くなるとは言い切れません。
建築費では、2階の床が減っても、高窓・手すり・照明・施工用の足場などに費用がかかる場合があります。
吹き抜けの有無で比較するときは、建物の大きさや設備仕様、確保できる部屋数など、比較条件をそろえることが大切です。
| 費用の種類 | 確認したい内容 |
|---|---|
| 建築時の費用 | 高窓・手すり・照明・カーテン・空調設備などが見積もりに含まれるか |
| 光熱費 | 住宅性能、日射対策、冷暖房する範囲、運転時間をどう想定しているか |
| 維持費 | 高所の清掃、照明・ファン・電動設備の点検や交換に何が必要か |
光熱費は冷暖房する空間が広がる影響を受けますが、断熱性能や窓からの日射、機器の効率、設定温度によっても変わります。
建売・分譲住宅では、販売価格に加えて、エアコンや高窓のカーテンが標準仕様か、別途費用が必要かを確認しましょう。
家計への影響が気になる場合は、入居人数や生活時間を伝え、設備費と将来の手入れまで含めた費用を相談することがおすすめです。
まとめ|吹き抜けリビングの実例を見て、家族に合う住まいを選ぼう
吹き抜けリビングは、縦方向の広がりと高窓からの光を生かし、家族が集まる場所を開放的にできる間取りです。
一方で、冷暖房や音・におい、2階の面積、高所の手入れなど、日々の暮らしに関わる確認事項もあります。
実例を見るときは、デザインの好みだけでなく、家族の生活動線や部屋数、住宅性能、将来の維持費まで含めて、自分たちの暮らしに合うかを考えましょう。
注文住宅では希望を設計に反映し、建売・分譲住宅では図面と仕様書、実際の建物を見比べることが、納得できる住まい選びにつながります。
ご家族の暮らしに合う住まいを探している方は、ビーバーハウスの資料請求や物件見学をご活用ください。
ご希望の間取りや予算についても、お気軽にご相談ください。
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